JR新橋駅烏森口を出るとすぐに、宝くじ売り場があります。ここは今世紀になってからの当選総

額が既に200億円にも上るそうで、特に年末ジャンボの行列などは、およよ!!!と目を見張るも

のがあります。

さて、話は売り場屋根の上に鎮座する【幸運の女神像】です。

この女神様、イタリア、ルネッサンス期のボッティチェリの絵画【ヴィーナスの誕生】、あのヴィー

ナスと思いますが、体長は1メートルにも満たない程で、元元それはそれは美しかったであろう

その姿。

しかし、もはや色あせ、頭部や腕等の表面は無残に剥がれ落ち、私の目には傷つき疲れた女

神様に映ってしまうのです。落下防止のためか、銅線にくくられ、痛々しいほどです。

幸運を与えるべく、上方から誰に一攫千金のそのカギを渡そうかと微笑んでいるとも思えず、

戦いを終えたジャンヌダルクのようにさえ見えるのです。

しかし、その視線の先はと言うと、どうも宝くじ売り場に列を成す人々でにではなく、その横を通

り行く私達に向けられているように思えてなりません。

そこで我田引水。女神様はその満身創痍の身体から、おしなべて道行く私達にこそ幸運を降り

注いでくれているのかも知れません。金運、仕事運、女運、男運、はたまた、くじ運!!!八百万の

運!!!?

アリガタヤ、アリガタヤ。

そして弊社社員も知りうべくもありませんが、女神様の惜しみない幸運の視線を身に受け

て、今日もまたお客様の元へと馳せ参じるのであります。

(ちなみに横浜本社社員もあやかるべく、宅配便にて送っております)

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